探検2日目 エネルギーしげんのことを、もっと知ろう!
石油、石炭、天然(てんねん)ガスは、おうちの中のエネルギーとして役立っているほかにも、いろいろな使いみちがあるんだよ。どんなふうに活やくしているのか、エネルギーしげんべつに見てみよう。
ふだん使っている電気やガスやとう油は、どのように作られているかみてみよう!
火力発電所では、石油・石炭・天然(てんねん)ガスを、原子力発電所では、ウランをねんりようにして、電気を作っているんだ。北海道には天然(てんねん)ガスの発電所がないけど、全国にはあるんだよ。
天然(てんねん)ガスは、色やにおいもないが気体なので、空中に飛び出したとき分かるように、ガス製造工場でにおいをつけ、ガス工場からガス管を通っておうちにとどけられるよ。
暖房(だんぼう)に使うとう油は、石油から取り出すよ。石油にはとう油のほかにいろいろな成分(せいぶん)がまじっているので、ねっしてじょう発させ、その気体をひやして、もう一度えき体にすることで、とう油を取り出すんだ。これを蒸留(じようりゅう)というよ。さらに添加物(てんかぶつ)をくわえると、とう油ができるよ。
石油・石炭・天然ガスは大昔の植物や動物の死がいが、長い時間をかけてへん化したものと考えられているよ。それらは、「化石ねんりょう」とよばれ、これらのエネルギーしげんは、日本で使われているエネルギーしげんのほとんどをしめているんだ。使いたいときに安定して使えるという長所と、二さん化炭そなどの地球かんきょうによくない物質(ぶっしつ)が発生するという短所があるよ。
大昔に生きていた動物や植物の死がいが、長い時間をかけてへん化したものと考えられているんだよ。