探検2日目 エネルギーしげんのことを、もっと知ろう!

エネルギーしげんは、それぞれに役立っている

石油、石炭、天然(てんねん)ガスは、おうちの中のエネルギーとして役立っているほかにも、いろいろな使いみちがあるんだよ。どんなふうに活やくしているのか、エネルギーしげんべつに見てみよう。

(石油)ぼくは乗り物や火力発電所のねんりょう、みんなのおうちをあたためるとう油、おりょう理に使うプロパンガス、ゲームきに使われるプラスチック、お洋服のせんいなど、いろいろへん身できるんだ。

(石炭)ぼくは主に火力発電所のねんりょうとして使われたり、鉄こうの原りょうとして活やくしているよ。

(天然ガス)ぼくは主にみんなのおうちやビルなどで、だんぼうやおりょう理、お湯をわかすエネルギーとして活やくしてるよ。車のねんりょうとしても使われいるよ。人体に有がいな一さん化炭そもふくんでいないんだよ。

電気やガスや灯油ができるまで

ふだん使っている電気やガスやとう油は、どのように作られているかみてみよう!

電気ができるまで

火力発電所では、石油・石炭・天然(てんねん)ガスを、原子力発電所では、ウランをねんりようにして、電気を作っているんだ。北海道には天然(てんねん)ガスの発電所がないけど、全国にはあるんだよ。

図:火力発電と原子力発電

ガスができるまで(都市ガスの場合)

天然(てんねん)ガスは、色やにおいもないが気体なので、空中に飛び出したとき分かるように、ガス製造工場でにおいをつけ、ガス工場からガス管を通っておうちにとどけられるよ。

図:ガス製造方法

ガスがガスかんで運ばれてくるおうちは「都市ガス」、ガスボンベで運ばれてくるおうちは「プロパンガス」だよ。都市ガスの原りょうは主に「天然ガス」だけど、プロパンガスの原りょうは「石油」なんだ。

灯油ができるまで

暖房(だんぼう)に使うとう油は、石油から取り出すよ。石油にはとう油のほかにいろいろな成分(せいぶん)がまじっているので、ねっしてじょう発させ、その気体をひやして、もう一度えき体にすることで、とう油を取り出すんだ。これを蒸留(じようりゅう)というよ。さらに添加物(てんかぶつ)をくわえると、とう油ができるよ。

図:灯油の蒸溜

図:石油から洋服ができるまで(ポリエステルの場合)

くらしに欠かせない化石ねんりょう

■日本で使われているエネルギーのわり合(2015年)

石油・石炭・天然ガスは大昔の植物や動物の死がいが、長い時間をかけてへん化したものと考えられているよ。それらは、「化石ねんりょう」とよばれ、これらのエネルギーしげんは、日本で使われているエネルギーしげんのほとんどをしめているんだ。使いたいときに安定して使えるという長所と、二さん化炭そなどの地球かんきょうによくない物質(ぶっしつ)が発生するという短所があるよ。


化石ねんりょうができるまで

大昔に生きていた動物や植物の死がいが、長い時間をかけてへん化したものと考えられているんだよ。

大昔のプランクトンや動物の死がい、植物が長い年月をかけて地下深くにうまっていく。

これらが地球のねつであたためられたり、あつ力をかけられたりして数おく年たつと・・・。

木は石炭に、プランクトンや動物の死がいは天然ガスや石油にかわる。これら天然ガス・石油・石炭を「化石ねんりょう」というんだ。


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