夏休みや冬休みにピッタリ!自由研究おたすけガイド

牛乳(ぎゅうにゅう)パックでふりこ自動車を作ろう!

ふりこの力で前に進む、ちょっとふしぎな車を作ってみよう。
どんな力が働いているのかな?あれこれ試してみると、とってもおもしろいよ。


用意するもの

プルバックカー(長さ13cmくらいのゼンマイ自動車)

ビー玉(きほん用2こといろいろ実験用4こ)

たけぐし(なければたけひご)3本

ストロー1本

プルバックカーは、100円ショップなどで売られているよ。

牛乳パック※なければ工作用紙でもいいよ

ひも(30センチ)1本

ドライバー

ハサミ

目打ち

セロテープ

ホットボンド※なければ工作用ボンドでもいいよ

作り方

1.プルバックカー(ゼンマイ自動車)のボディーを止めているネジをはずして、ベース車にする。

2.長さ18cmのたけぐし2本(大)と長さ9cmのたけぐし1本(小)、長さ4cmに切ったストロー4本を用意する。

3.牛乳パックを、はさみでそれぞれの大きさに切る。

4.ふりこ用の牛乳パックに、ストローとビー玉をセロテープでくっつける。(3セット)

5.ひものふりこも長さ15cmくらいになるよう調整してセロテープでくっつける。(1セット)

6.ベース用の牛乳パックのかた側1cmに折り目をつけ、たけぐし(18cm)のとがったほうをセロテープとホットボンドではりつける。(2セット)

7.ベース車の先頭にバランス用のビー玉1個をホットボンドではりつける。

8.ベース車にベース用の牛乳パックをセロテープとホットボンドではりつける(2セット)。

9.上部の支点用の牛乳パックの穴に長さ9cmのたけぐし1本(小)を回しながら差しこみ、ふりこのストローを通して反対側の穴に通れば完成。

いろいろ実けんしてみよう

ふりこのビー玉の部分を持ちあげ、そっと落としてみよう。ふりこのふれはばが小さいと、車はあまり動かないし、大きいと車はひっくりかえる。どれくらいのふれはばで、何センチ進むのかを、記録をとりながらさがしてみよう。

ためしてみよう○ビー玉のおもりを重くしてみる ○ゆるやかな坂道で走らせてみる○長さを変えてみる ○ひものふりこにしてみる

ふりこで車が走る理由

ふりこは、地球の重力にひかれてまっすぐ下に落ちようとするおもりの力(重力エネルギー)の向きを、ベース車が前と後ろに進む力(運動エネルギー)の向きに変化させる。

そこで後ろに向かう力をゼンマイのばねにたくわえて前に進む力だけを利用することで、ふりこ自動車は動くことができるんだ。

エネルギーとは、物が持っている仕事をする力のことだよ。

ふりこの動きをよく観察すると往復(おうふく)する時間が一定で、ふりこの長さによって変化するのもわかるよ。

札幌市の時計台も人が持ちあげた重りが下に落ちる重力エネルギーを使って、130年以上動いているんだって。

協力:エコエネ工房 実験教室 石毛隆

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